淵野辺から世界へ!

20代。140字以上。

「わかるけど、違和感ある」についての実験

「娘がお嫁さんを連れてきた」という内容のブログがバズった。

anond.hatelabo.jp

 

この中の一節 

LGBTという言葉は理解しているものの、存在そのものに関しては理解してなかった。
そんな人もいるんだなとは思っていたが、身内にいるのかという考えは一切なかった。
娘はもちろん、男性を連れてくると思い込んでいた。
考慮外の状況を前に私は動揺した。
賛成か反対かという思考に行き着くこともなくただ単に混乱した。

という、著者の混乱はすごくイメージできた。
性的指向は先天的なものである。LGBTは受け入れられるべき。」などといった認識が市民権を得てきている現代なので、それを認めないのは前時代的であるというのは理解できる。でも、混乱してしまう。

私は、LGBTは認められるべきだし、女性の権利は男性と同様であるべきだし、初めはアフォーマティヴアクションも必要とすら思っているような、いわゆる都会育ちのリベラルのヤッピーである。自分自身は富裕層に生まれ、トーキョーの私立大学を卒業し働いている男性ということもあり、これまでこの国で、見た目や性的指向が原因の差別されたことはない。


それで、先日、ピアスを空けた。上で並べたようなマイノリティの人たちと比べ物にならないくらい、すごく小さなことだけど、自分の見られ方がどう変わるのか、自分の心にどんなゆらぎが生まれるのか見れるのではないかと思っている。

  • 日本の会社員男性で、平日にピアスをつけてる人はあまり居ない。
  • でも、女性のそれは許されている。
  • 性差によって、基準が変わるのは多分良くない
  • 「ということはわかっている。が、それでもすっと受け入れられない」人たちはそれなりにいる

3ヶ月くらいでやめる気もする。

目的は誰にも言わない。