今、シリコンバレーでインターンをしている。
さっき、夜の12時頃にクライアント企業の社長からメールがきた。
サービスの機能についての普通のやり取りだったんだけど、時間が時間なだけにとても驚いた。朝10時出社、夕方5時頃から帰社し始める人たちが、まさか夜の12時まで仕事しているなんて、信じられなかった。
上司に聞いた話を思い出した。
彼の友だちのオラクルのエグゼクティブは一日の仕事時間のうち、50%程しかオフィス内にいないそうだ。他の時間は客先だったり、打ち合わせだったり、出張だったりで、とにかくオフィスにはいないそう。シスコのエグゼクティブにいたってはその割は30%ほどらしい。
彼らはきっと、場所と時間と人にすごく気を使っているんだと思う。
Eメールなんて世界中どこにいても打てる。テレビ電話もそう。だけど家族と過ごすには家にいなきゃいけないし(僕の上司はオフィスにつれてきてるけど)、出勤時間を最短にするには渋滞のない時間に家を出たほうがいい。『いま、他の誰でもない自分が、ここでしかできないこと』はオフィスで、それ以外はどこに居たっていい。
こうして、色んな場所の色んな働き方を知られるのがインターンをすることの意味だと思う。