・ボストンマラソンのテロの被疑者は北カフカス出身でムスリムらしい(ソース)。
・世界全体のイスラム人口は15.7億人と人口全体の4分の1弱の22.9%を占めているとされる(ソース)
・2030年には世界のイスラム教徒が世界人口の4分の1になる(ソース)
・なのに俺、イスラムのこと何も知らん(もちろん挨拶、祈りの回数、祈りの対象、入信の仕方、歴史、とかのwebで手に入る情報は結構入ってる)(そういうの知りたい人は勝手にググって下さい)
というわけで今日、カタール人の友人に近所のモスクまで連れていってもらった。
公共の場では宗教の話、政治の話、野球の話はしないほうがいいと言われているし、ライフネット生命の岩瀬さんが「(オンラインでは)あらゆる人があなただと分かって読まれているつもりで書こう」と言っていたからいつもより少し気をつかって書く。
靴を脱いでホールに入ると、金曜の昼にも関わらず300人くらいのムスリムが集まっていた。イスラム式の礼をした(神道の二礼二拍一礼みたいな奴)後は、各々のスタイルで偉い人の話を聞いていて、中には寝そべってる人もいた。
講話の中で出てきたのはボストンの話。
曰く「如何なる人種や教徒にも他人を傷つけることは許されていない。彼らを擁護する余地は無い。」
タイムリーな話題とはいえ、ムスリム的にはタブーなのかなと思っていたから、ああして断言する姿勢にはとても驚いた。
講話の後はお祈り。ここからは全部アラビア語。
列になって、多分コーランの読経が始まった。
唄の様な祈りの合間に土下座のようなことをするんだけど、その最中、これだけの求心力のある宗教そのものにすごく興味を持った。
バルサのユニをきた若者も、故アラファト議長のような装束をまとった人もみんな同じように、みな敬虔に祈る。
モスクに来ている人だから普通の人より信仰が深いのはわかるけど、キリスト教の教えを誰も守ってないアメリカの一般人と比べると、イスラム教の求心力って本当にすごいと感じた。生涯一人のパートナーと添い遂げるクリスチャンは稀だし、性についても(これはASUだけかもしれないけど)とても奔放だ。日本人の仏教感とアメリカのクリスチャンしか知らないからってのもあるけど、本当に興味深い。
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