淵野辺から世界へ!

20代。140字以上。

サンフランシスコで大ゴケした話

14日-15日の週末を使って友人とサンフランシスコに行ってきた。

はじめはシリコンバレーの雰囲気を見るためにグーグルやフェイスブックなどのオフィスの見学にいくつもりだったけど、そんな誰でもできることやってもしょうがないと思い直し、プロダクトを売りに行こうということになった。200万ゲットして留学費用にすることにした。

はじめ、僕らには知り合いもいなければ売るものもないという状態だった。だからシリコンバレーで活躍する方々に片っ端からコンタクトを送り、無視されたり激励されたりしながら、製品作りにも励んだ。なんとか製品のデモを作ったものの、結局当日までアポイントはゼロ。この間約3週間。

 

  

土曜日。グーグル本社に行って気付いたのは、知り合いがいなければ建物内に入れないということ。せっかく時間とお金をかけてきたのにこんなことしかできないのかと悔しさを感じた。ダメもとで道行くグーグラーに製品のデモを見せてみた。で、買ってよって言ってみた。もちろんダメだった。facebookにも行ってみた。今度は警備員にしか会えなかった。スタンフォードにも行ってみた。芝生が綺麗だった。自分らは所詮こんなもんかと挫けかけた。二人で、明日はゴールデンゲートブリッジを見て帰ろうかなどと話した。

そんなとき、facebookを介してメッセージが来た。「BBQやるから、おいでよ」友人のほうがアプライしていたベンチャーの社長からだった。ベイエリアに住む日本人がいっぱい集まるらしかった。予定もないので行ってみた。

 

そこには50人くらい人がいた。

みなさん近辺在住の方々で、アリゾナから週末のためだけに来たことや、グーグルで物を売ろうして失敗した話などをしたらとてもウケた。今度来るときは私に連絡してねって笑いながら言われた。なんとその人はグーグルのエンジニアだった。っていうか、その場にtwitteの人もappleの人も居た。マッキンゼーも三菱商事もFlipboardもサイバーも居た。全然訳が分からなかった。ネットワークってこういうものなんだと思った。

 

そんなわけで、色んな人に可愛がってもらえた。

アプリのフィードバックを貰えた。新たな人を紹介してもらえた。

コケたけど、面白かった。