淵野辺から世界へ!

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加藤寛さんのこと

先ほどfacebookのタイムラインに加藤寛氏の訃報が流れてきた。

加藤氏はSFCの創設メンバーの一人で、初代総合政策学部長を務めた方。教育の変革に意欲的な方で、千葉商大の学長、嘉悦大の学長を務めた。

 

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僕は一度だけ、彼と話したことがある。

福沢諭吉と現代」というスルガ銀行の寄付講座で彼の講演(車椅子のヨボヨボのおじいちゃんだったが、話の勢いが凄まじかった)のあと、彼がこれからのSFC生に期待することは何かみたいなことを尋ねた気がする。返答は覚えていないけど、自分がやっていることをすっごく応援してくださったのがちゃんと記憶にある。とっくに隠居されていてもおかしくない年齢にも関わらず現役で教育に携わっている姿が印象的だった。

 

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

ところで加藤氏も招かれた福沢諭吉と現代」という、いかにも慶應LOVEなネーミングのこの授業には慶應の卒業生を中心に毎回様々なゲストが来ていた。寄付元のスルガ銀行の岡野光喜社長(頭取ではない)はもちろん谷内正太郎元外務次官、バチスタ手術の須磨久善医師、日本サッカー協会大二邦彌氏、などがそうである。

僕がこれを履修したのは確か1年の秋だったけれど、慶應のネットワークの強さを肌で感じたのを覚えている。