二泊三日で屋久島に行ってきた。
イカ釣りと縄文杉が目的の、釣り仲間との2人旅行。
今回の旅の教訓は、良い物は高くても買っとけ。
屋久島行きが決まってから、前々から悩んでいたDANNERのブーツ(¥45000)を購入した。これが大活躍で、縄文杉を目指す9時間のコースは、大雨のなか山道を登っていったんだけどまったく水が入ってこないし、滑らないし、歩きやすいしで、DANNERを買って本当によかった。
縄文杉はただの木で、自分はそこまで感動を覚えなかったけど、そこにいたるまでの山道は静かだし、シカや猿もいるし、人もいないし、温度もちょうどいいし、気持よかった。
夏には渋滞したり、山小屋(休憩所)に人があふれるたり、トイレに並んだりするらしいから、そういうのが全くなく、かつ過ごしやすい気温の2月の最後は意外と穴場かもしれない。
僕は20代の大学生で、ふだん運動はほとんどしていないけど、体が冷えるまで休憩したり、途中写真に夢中になったりとゆっくり登っても、朝7時に荒川口を出て、10時半には縄文杉についた(そこそこ速い方)。
・服装は上がヒートテック、フリース、レインコートで下がヒートテック、スウェットパンツ、レインコート。温度が低い日もあるらしいし、ところどころ雪が残っていたから念のためダウンも持っていった方がいいかもしれない。
・持ち物はジェットボイル、アルミのコート(非常用)、携行食(SOYJOY3本)、ビーフシチューの素、アンパン、カップラーメン、水1リットル(飲水兼カップラーメン用)。水が足らないかもって思ったけど、平気だった。
・宮之浦のアウトドア屋でステッキを借りてったから、下りが非常に楽だった。500円。
・ガイドは付けなかったけど、ペース配分とか歴史の紹介とか見どころを知りたい人はつけたほうがいいと思う。
・3月1日まではマイカーで登山口までいけるので、おすすめ。ていうか、オフシーズンの屋久島ではレンタカーないときびしい。3日間借りて1万1千円弱。空港の近くの観光案内所ではTIMESが一番安いんじゃね?って言われたけど、一番近いばんだレンタカーでこの価格。
釣りの話
宮之浦の新港と宮之浦港のフェリー乗り場の先で朝からやったけど、坊主でした。リールは持参したから竿だけ借りに寄った釣具屋のおじさんいわく、10日で2杯しか釣れなかったって言ってたから珍しいことでもなさそう。
収穫は、いい釣りスポットを見つけられたこと。
宮之浦港から15分ほど東の志戸子の港(志戸子ガジュマル園のすぐ脇)は人がまったく居ないわ、信じられないほど青いわで釣りには最高だった。
竿の先にGoProをつけて投げてみたらカワハギやメジナがうようよ居た(ただしちっちゃい)ので、今度くるときはそれ用の仕掛けを持っていこうと思う。
行程
1日目。10時くらいに空港につく。
レンタカーを借りて、宮之浦へ。釣具屋(竿500円レンタル)、アウトドア屋(ステッキ500円、友達はブーツ1200円くらい、ジェットボイルのガス450円)に寄って宿へ。お昼はAコープでトビウオとか屋久島揚げとか買って釣りしながら食べた。
2日目。朝4時に起きて4時半に宮之浦を出発。
カーナビに荒川口が出てこなかったため、ヤクスギランドを目指すことに。しかし曲がるところがわからず、淀川口までいってしまった。正しくは下記地図の通り、ヤクスギランドの3分くらい手前を右折。
3日目も朝から釣りをし、宮之浦の潮騒でお昼を食べた。黒豚丼がとても美味しかった。